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駒の基本の動き方

「キング」「クイーン」「ビショップ」「ナイト」「ルーク」「ポーン」とチェス駒には6種類の駒がありますが、ゲームではそれぞれに異なった動き方をします。駒は自分の盤に一度だけ、移動可能なマスに進ませることができます。まず最も基本的な動きをするのがキングで、キングは上下左右と斜めのどこかに”1マス”だけ進むことができます。次に覚えたいのが「クイーン・ルーク・ビショップ」で、クイーンはキングの移動方向で何マスでも進むことができ、ルークは上下左右に、ビショップは斜め方向に何マスでも進むことができます。最後に覚えたいのがナイト・ポーンの動きで、ナイトは上下左右に2マス進んだところの両脇に”飛ぶ”ようにピンポイントで進むことが可能です。そしてポーンの動きですが、基本的には前方に一マスだけ進むことができます。ただし、例外として最初に配置した場所からは2マス進むことも可能になります。また、ポーンだけが進行方向の相手の駒を取ることができず、前方の斜めの駒だけを取ることができるのですが、その際は斜めに移動することになります。

移動させる時の注意点

チェスでは駒を移動する際に、その移動先に自軍の駒があった場合は進むことができません。また、移動範囲を他の駒に妨害されている時も、そこから先には進めません。ただし、ナイトだけは特別で、移動先に駒がなければ間に駒があっても関係なく進むことができます。